この記事は現職がMRの方に向けて、私自身がMRから転職した理由について、10個をまとめたものになります。
私はMRから他業種への転職をし、現在マーケティングに関わる仕事をしています。この経験から、MRで転職に悩んでいる方向けに、色々と記事を書いています。
今回は、私がMRから転職した理由・きっかけを紹介しますので、少しでも共感するところがあれば、転職に悩んでいる方の後押しができるかなと思っています。
転勤までの長期化
これは、MRあるあるですが、1つのエリアを5.6年ぐらい担当した後に、そろそろ担当エリアを変えたいなと思っているところに、エリア追加やエリア交代がありました。
そろそろステップアップや別の営業所への異動も期待していた分、自分のプランから外れたことで、モチベーションが下がるきっかけとなりました。
また、上司からもエリア拡大後の担当先を育ててくれたら異動だと言われたので、これは長期化するなと思い、このままでは良くないと自分の将来について考えるきっかけとなりました。
サボることで精神的な負担が大きくなっていた
モチベーションが下がったこともあり、サボることが多くなりました。卸に行った後にイオン、お昼寝にイオン、1日イオンってことも。
経験がある方もいらっしゃるかと思いますが、一度このスパイラルに陥ると、実績も上がるはずもなく、だからと言って鞭打って頑張ることもできない状態になっていました。
結果、サボることにより精神的にはダメージを負ってきていました。
何か環境を変えることが必要と感じていました。
尊敬する先輩が転勤して行った
憧れる理想とする先輩MRがいましたが、次々と転勤して行きました。本当に社会人としていろいろ教えていただいた方々で、MRとして目指すべき方々でした。
そういった理想とする姿が身近にいなくなってしまったことで、MRへの意欲は下がりました。
自分がMRとして、どうありたいのか、どこを目指しているのか、目標がなくなってしまったと感じていました。
結果を残して燃え尽きた
新薬が発売となった時の話ですが、既存薬とは異なり、薬剤知識等においてはフラットな状態であったため、入社歴に関わらず結果が出せるとがむしゃらに頑張っていました。
結果、成績が全国のTOP10入りし、海外研修に行くなど、かなりの高く評価を得ることができました。
ただし、それを目標としてやってきていたため、目標を達成したことで燃え尽きてしまいました。
MR史上一番が頑張った分、MRとしての満足感を得てしまいました。
考え方が変わる本に出会った
メンタリストDAIGOさんのポジティブ・チェンジという本を読みました。この中で1番印象に残っているのが、「脳は、安定するように思考する」ということです。
つまり、「変化を好まないようになっている」ということでした。
環境を変えたい、こうなりたいという理想があって、どうすればなれるかなど考えているうちに、変化を望まない結論に至ることが多いというものでした。
変化するには、先にアクションを起こすことが重要だということを知り、転職という環境を変えるという選択をしっかり考え出すきっかけとなりました。
mr-source.com
自分の周りがどんどんと転職していった
急にきました。転職ブームというか、やっぱり人生設計を改めて考えるタイミングというのが重なるのか、周りの同じ世代の転職が盛んになっていました。
私自身は内資系の製薬会社であったため、転職する人はかなり稀で、選択肢に転職というものは薄くしかありませんでした。
しかしながら、同世代のMR・MSさんが同じタイミングにどんどんと転職していったため、嫌でも転職を考えるきっかけとなりました。
プロフェッショナルになりたいと思わなかった
MRとしての成長という部分ですね。
今の会社にいて、自分は営業としてマネージャーとか所長とかになりたいかと考えた時に、全くなりたいと思えませんでした。
営業以外であれば、本社のマーケティング職などには興味がありましたが、それを叶えるには5年、10年かかることが容易に想像ができました。
目標のない人生はつまらないと思い、転職したい思いは大きくなりました。
MRとしての将来が不安だった
MRに対する規制が強くなる中、メーカーとしては新薬がなかなか出てこない状況が続き、MRとして、自分は生き残れるのか不安になりました。
全国転勤がつきものであるため、人生設計もしにくいこともあり、不安な環境が続くことが良いと思えなくなりました。
もちろん、高収入であり、働き方にもある程度自由がきくため、良い仕事だと思いますが、自分の将来像は描くことができませんでした。
単身赴任の40代のMRが待合室で面会を待っている姿を見て
自分が中年となった時に、家族と離れて暮らしていることを想像したときに、こんなMRになっているのではと焦りを覚えました。
そういう中年MRを見かけるたびに、不安と焦りが募りました。
昨今大型の早期退職を募る企業が相次いでおり、その不安とも戦いながらMRを続けていたら、どうなっていたかと思うと、20代のうちに転職をしておいてよかったと振り返ってみてもそう思いました。
pikopikopun.hatenablog.com
こどもを授かった
第一子を授かりました。この子との将来を考えると単身赴任をしたくないという思いが強くなりました。
妻もMRをしていて、本当に自分たちの未来について語り合ういい機会になりました。
自分の未来だけでなく、家族の未来を考えたときに、私の場合は転職という選択になりました。
まとめ
現在、転職して、全く後悔はありません。
転職したことで、チャレンジしてみたいことなどにドンドンやってみようというマインドセットにもなりました。
この中で当てはまものがあった方は、考える前に何かアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。
参考記事
MRから転職を検討している方は、以下の記事が参考になりますので、確認してみてください。
mr-source.com
mr-source.com
mr-source.com