元MRの転職考察

MRから他業種(マーケティング関連)に転職を成功させた経験から、転職活動に役立つ情報を中心に発信しています。

MRから転職後の実態は?実生活への影響は大きい

MRから転職をした実例として、その後の実態というのが、転職を検討している方にとって非常に重要であると考えています。

私は、約3年前にMRから転職を実施し、希望職種であったマーケティングに関わる仕事に転職することができました。転職してから3年が経ち、想像していたものからギャップがあったのか等をまとめることで、転職に悩んでいる方の参考になればと思っています。

各セクションで紹介していますので、気になるところから確認してください。

実態



 

年収

年収

まず最も気になるところかと思いますが、結論からいうと入社時から150万円の増額となりました

入社時からの社内的なグレードでいくと、転職時から3グレード上がっており、その度に50万円ずつ上がっていったという状況です。ただし、未経験職種ということで、実際には入社時に100万円程年収が下がっている事実があるものの、3年で+50万円まで増額しているの、入社後の上がりまで考えると、選択に間違いはなかったと感じています。

他業種転職においては、年収が下がってしまうこともありますが、早期に転職を決断することで、転職後の年収増の可能性もあるため、転職時点での年収が下がることよりもその後の伸びが期待できるかどうかが重要です。

 

世帯年収のセクションで紹介しますが、MRと異なり全国転勤がないため、世帯年収が下がるリスクを排除できたということも、年収という部分では大きいと思われます。

 

世帯年収

自分の転職が世帯年収に影響してくるとはどういうことかというと、私の全国転勤がなくなったことにより、妻が安定して仕事ができるということです。

妻も正社員で働いている状況で、私が転勤するとなった場合には、辞めなければならない(単身赴任の場合でも、育児のため時短や辞める等の影響あり)こともあるため、転勤がないということは、世帯年収への影響が大きいということが実感しました。

MRを続けることで、自身の年収が高く維持することができることは間違いないですが、世帯年収としては、長期的に見ると、高くなる可能性があると考えられます。

 

家庭環境

家庭

家庭環境においては、かなり個人的な話で申しわけないですが、

私は妻・子ども二人の家族構成で、第一子が生まれるというタイミングで、転職を決意しました。家族との将来を考えた際に、私がいつか単身赴任となり、家族との接点が減ってしまうということはどうしても避けたいと、転職するという決断をしました

現状、もちろん転勤もないですし、講演会・接待がないというだけで、家族と過ごす時間もしっかり取ることができていますし、自分の時間も確保できるため、家庭環境においてはいうことない状況です。

今後、さらに子どもが大きくなり、転勤がないことがどれほど良いか身にしみてくるのではと考えています。

 

 

仕事内容・環境の変化

仕事

仕事内容については、MRから内勤職に変わったため、これまで、得意先に行くまでに、雑談内容や情報提供内容等を考えるのが、私個人としては憂鬱なことが多かったため、それが全くなくなったというのは、ストレスがかなり減ったように思います。

一方で、MRの時よりも自身に任せられる裁量が大きく、かつ影響する範囲が広いため、責任を感じることが多く、その部分については、MRよりもプレッシャーを感じることがあります。ですが、そのプレッシャーを楽しめているため、現状においてはそれほど負担ではありません。

また、MRの方によく言われるのが、ずっとデスクワークは無理だということです。確かに、MR時にはデスクワークは限られた時間ですることが多く、そこのギャップは大きいかなと思います。

ただ、車の運転時間が長いこともあったため、それに比べると、肩や腰にダメージは少ないと感じていますし、職場環境としても在宅ワークが推奨されているため、適度に息抜きもしやすくカフェや家、どこでも仕事をすることは可能です。

 

仕事内容や環境においては、転職先で様々と思いますが、私自身においては最良な環境を選ぶことができたと現状は感じています。

 

身についたスキル

スキル

転職前

転職前にあったスキルは、ざっくりと”コミュニケーション力””プレゼンテーション力”ぐらいだったかなと思います。MRだと特に必要なスキルになりますが、これだけでは、転職市場においては、弱いなと言う感じですかね。

転職活動時

スキルが弱かったため、転職活動中にもさらにスキルを身につける必要があったため、ベーススキルとして、”ロジカルシンキング”を学びました。職務経歴書や面接等にも影響するため、転職エージェントの推奨もあり、ロジカルシンキングを初歩から学びました。

pikopikopun.hatenablog.com

 

転職後

転職後に身についたと感じるスキルは、”分析力””プレゼン資料作成””(更に)プレゼンテーション力””思考力”といったところでしょうか。いずれもMR時代では身につかなかったスキルというように感じます。

分析力は、マーケティングに関わるため言わずもがなですが、プレゼン資料作成については、MR時代はできあがった資料を活用するだけでしたが、0→1を生み出すことをしておらず、現職においては0→1の資料作成力が身についたように思います。

プレゼンについては、MRよりも社内外にプレゼンする機会が多く、また対象の方も様々(社長もある)であるため、プレゼン力についても伸びたと感じています。

思考力については、自分が足りていなかったということもありますが、「なぜこれをするのか」「なぜそう思ったのか」について徹底的に考えるため、なんとなくという考えはなく、そういった思考力が身につく環境であるため、これも転職後の環境として非常に良かったと思っています。

 

転職において、自己成長ができるかという点は、見落としがちですが非常に重要な要素であるため、その点も押さえることがてきており、満足度としても非常に高いです。

 

まとめ

以上、私個人から見た転職後の状況ですが、現状においては最適な選択をできたという印象です。ただ、この転職先を選択するまでに、かなり時間をかけて選定をしたため、その時間がなければこうはなっていなかったのかもしれないと思うと、転職前の検討期間が非常に重要であると振り返ってみて、さらに感じました。

特に、最良な転職先を選択するためには、優秀な転職エージェントやキャリアコンサルティングが重要と振り返ってみて気づきました。

転職をしたい=キャリアを考えるきっかけになるため、一度専門の方に無料相談をするだけでも開けてくることがあると思います。私自身も転職時に、自分の棚卸しと自分の実力の底上げをしたことで、今の現状があります。

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