元MRの転職考察

MRから他業種(マーケティング関連)に転職を成功させた経験から、転職活動に役立つ情報を中心に発信しています。

【MRを辞めたいけど、辞められない理由10選】1つでも当てはまったらMRから転職すべき

私は、MRを何度も辞めたいと思ったことがあります。

でも実際には、転職すると決めるまでに2年経っていました。その2年間、MRから転職をしたいと思うこともありましたが、その度にMRを辞めない(辞められない)理由があり、思いとどまらせていました。

 

ただ、今転職をしてから振り返ってみると、転職するには覚悟や体力が必要になるので、勇気のない自分は、辞めない理由を探していたような気がします

 

自分のようなMRの方も多いのではと思い、これから挙げていく「MRを辞めない理由」に一つでも当てはまる場合は、決断を先延ばしにしているだけかもしれません。

それでは、チェックしていきましょう。

 

辞める

 

MRを辞めたいけど、辞められない理由-5選-

理由

A.年収

1つ目のMRを辞めない理由は、「年収が高い」です。

MRにとって一番の良い点は、年収の高さです。年収が高いことを理由にMRを選択している方も多いと思います。比較的、若くから年収が高く、同じタイミングに入社した友人と比較しても、高年収であることが自分の中のステータスになっていたりします

 

そのため、MRを辞めることで年収が下がってしまうリスクを負いたくないし、この年収での生活水準を維持するために、MRを辞めない理由としているケースは多いと思います。

 

さらに家族がいると、特に重要な点ですよね。

 

B.人脈

2つ目の理由は、「これまで培ってきた人脈」です。

これまでお世話になった先輩や上司がここまで育ててくれたり、支えてくれたことに感謝しているので、転職するような恩を仇で返すようなことはできないという話も多く聞きます。

 

私も、新卒時に教育担当だった先輩や、付き合いの長い同僚等、勤続年数が増えるほど横のつながりが多くなり、関係性も深くなり、お世話になった人が多くいたなと思います。

 

このつながりを切りたくないなと思うことは、MRを辞めない十分な理由だと思います。

 

C.環境の変化

3つ目の理由は、「現状の環境を変えたくない」です。MRを辞める(転職する)ということは、環境が変わることがつきものですので、現状の環境を変えたくないというように考える方も多いと思います。

 

MRに限らず、現状の環境が変わることには、大きくリスクがつきまといますし、変化は精神的にも疲弊させられることもあります。環境が変わらないことを望むのは、脳科学的にも、動物は安定を除く生き物であり、脳は変化を望まないと言われているため、当たり前の思考です。

 

D.自己否定

4つ目の理由は、「自分にできることがわからない」です。MR以外の経験もないし、特別な実績やスキルがあるわけではないので、現職以外でできることが思いつかないと考えている方もいるのかなと思います。

 

私も、MR以外の仕事を経験したことがあるわけもでないですし、どんな仕事が自分に向いているとかがわからないので、MRを辞めてまでチャレンジすることはないと考えていました。

 

E.他業種を知らない

5つ目の理由は、「どういう仕事をしたいのかわからない」です。4つ目と共通する部分もありますが、これも理由として多いと思います。

MRを辞めて、転職先の候補に検討がつかず、MRを辞めたいと思ったとしても、辞めて何をしたいのか、どういう先であれば転職可能なのか、未知のことが多すぎるために、現状維持を選択するパターンです。 

 

 

何個当てはまりましたか?1つでも当てはまりましたか?

ひとつでも当てはまったらMRから転職すべきだと思います。その理由をそれぞれ説明します。

 

 

MRを辞めたいけど、辞められない理由から見る転職すべべきポイント

選択

A.年収を選んだ方は

「年収が高いこと」をMRを辞めない理由として選んだあなたは、 年収が下がらない場合には、MRを辞めて転職したいと思いますか?

年収が下がってしまうことのみを懸念しているのであれば、選択肢は限られますが、年収が同等程度になる可能性のある転職先はあるので、一度調べてみるのが良いと思います。

例えばコンサルとかは、年収が下がらない転職先のひとつです。

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また、私は、MRは年収が高く設定されているのは、不利益を被っている分高く設定されているのではと考えています

例えば、転勤があることで、家族の生活に制限をかけてしまう可能性や、単身赴任になって家族と疎遠になってしまうことなどが挙げられます。

 

私は、かなりのリスクを負って高い年収を維持しているということに気づいてから、年収のみに執着することをやめました。自分にとっての「人生においての価値」を考え直してみると、年収以外にも重要な点があるかもしれません

自分にとって重要なことの棚卸しをした上で、改めて検討してみてください。

 

シンプルに自身のスキルアップをすることで、年収が下がることを抑制することもできます。今すぐ転職を考えないにしても、スキルとして身につけておくべきものも下記にまとめています。

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B.人脈を選んだ方は

「これまで培ってきた人脈」をMRを辞めない理由として選んだあなたは、そのつながりは辞めてしまうことで切れてしまうものですか?また、あなたが辞めたいと考えた時に、MR以外でも応援してくれますか?

 

人とのつながりは非常に重要である分、しがらみを生んでしまうこともあります。これからの人生において、上司・先輩・同僚等がどれだけ助けてくれるかと考えた時に、結局は決定権を持っているのは自分で、責任を負うのも自分であるということは認識しておく必要があります

 

MRを辞めない理由に、これまでお世話になった人に悪いと考えているのであれば、それは決定を人に任せてしまっているのかもしれません。

決定を先延ばしにせず、今一度、自分自身がどうしたいのかを検討してみてください。

 

C.環境の変化を選んだ方は

「環境の変化を避けたい」をMRを辞めない理由として選んだあなたは、MRは今後環境の変化の繰り返しであるということに気づいていないかもしれません。

 

MRは、5〜10年のスパンで転勤があり、落ち着くことはほぼありません。営業所や上司が変わることで、会社が変わると感じるほどに変化があるとよく耳にすると思いますが、長期的に考えると、MRを続けることの方が変化が多いということを知っておくべきかもしれません

 

長期目線で人生設計を考えてみた時に、必要な変化であるのか、天秤にかけてみると良いと思います。

下記書籍では、変化について、脳科学的に説明をしてくれています。タイトルは胡散臭いですが、私の人生を変えた一冊です。ご参考に。

 

D.自己否定

「自分にできることがわからない」をMRを辞めない理由として選んだあなたは、自分を棚卸し(自己分析)する必要があるかもしれません。

MRをしていると、高収入であるため、自分の市場価値を測り損なっているケースが見られます。一度、ざっくりしたものではなく、具体的にMRとして身についたスキルは何かを棚卸しすることで、自分にできることがわかるかもしれませんし、それに合った仕事を選択することもできるかもしれません

逆に、興味のある仕事に対して何が不足しているかがわかるため、これから身につけることで選択肢に幅をもたせることができるかもしれません。

 

自己分析のおすすめはこちら。Webテストで自分の強みを見える化してくれます。

 

E.他業種を知らない

「どういう仕事をしたいのかわからない」をMRを辞めない理由として選んだあなたは、この中の理由として、一番辞めることが近いかもしれません。

他業種を知らないことは当たり前で、周囲の人に聞いても限られた情報しか持っていないことが多いと思います。

他業種の候補を考える際には、自分が何に興味があるのかを知ることと、情報を多く得ることが重要です。転職サイトに登録することで、かなりの情報を得ることができるので、いろいろな情報を得ることで見えてくるものがあるかもしれません

自分から転職先を検討してみても良いですし、一度提案してもらうのも現実的に検討するきっかけとなるため良いと思います。 

他業種については、こちらにまとめていますので、参考になれば嬉しいです。

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終わりに

私自身の場合は、すべて当てはまっていましたが、年収については、年収よりも将来的に単身赴任になってしまうことや、人生設計を立てにくい安定しない全国転勤の方がネックであったため、その点は問題にならなかったです。

また、転職エージェントと自己分析することで、マーケティングに興味があるということがわかり、それに必要なスキルを身につけるために、時間をかけて勉強することもできました。

現状を漠然と不安に思っていても、ただ不安が募るだけです。ネックとなっていることがあるのであれば、ひとつひとつ深堀りしていくことで、どういったアクションを取るべきかわかってきます。

さて、あなたはどうでしょうか?MRを辞めたいと思っていますか?

 

↓少しでも何か参考になれば、こちらを押してもらえると嬉しいです。

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