元MRの転職考察

MRから他業種(マーケティング関連)に転職を成功させた経験から、転職活動に役立つ情報を中心に発信しています。

【最重要】MRを辞めたいなら、早く動き・考える【MR転職】

MRを辞めたいとか、MRから転職したいと思ったことはありますか?

こういう方、結構いるかなと思います。「全国転勤が嫌だ」「数字の詰めがツラい」「先生と話すのがいやだ」等、理由は様々だと思いますが、こういった時に、あなたはどっちタイプですか?

 

A:「MR辞めて、転職も考えてみよ」

B:「耐えられるし、しばらくは大丈夫かな」

 

Aを選んだあなたは、転職においては損をしてしまう可能性があります

MRを辞めたいと考えら場合には、MRからの転職先に候補に挙がるのは、未経験の他業種転職になりますが、未経験の転職においては、年齢が大きく影響しています。

そのため、とりあえず「転職も考えてみよう」というテンポでいくと、実際に動き出すのは、すぐ5%で、半年〜1年後15%程度、もしくは動かない方が80%であり、その間に1歳、2歳と歳を重ねる度に転職のハードルが上がっていきます。

そのため、チャレンジできる職種に幅がどんどんと狭くなり、転職で損をしてしまっているかもしれません

 

一方で、Bを選んだあなたは、転職が必要と気づいた時には、ほとんど転職先が選べないと考えたほうが良いかもしれません

MRからの転職(他業種)において、最も動きが多いのは、20代の後半です。

上記でも言いましたが、年齢が若いほど他業種への転職はハードルが低いため、動き出しが早いほど選択肢も多く、かつその後のキャリアの選択もしやすいため、転職したことも有利に働いてきます

しかし、25、6歳から30歳に向けて、他業種へのMRからの転職がぐっとハードルが上がってくるため、MRを辞めたいと本格的に動き出したタイミングが30歳を超えてきた場合には、選択肢も少なく、条件を加味すると転職先がないという状況におちいるかもしれません

 

つまり、MRを辞めたいと感じたそのタイミングに、転職をしっかりと考えることをおすすめしたいということです。

これは、辞めたいと思った時に、すぐ辞めた方が良いとうことではなく、辞めたいと思った時に、しっかり転職先の情報や転職したらどうなるかということを、情報把握してほしいということです

最初に、辞めたいと思ったタイミングで情報を収集しておくことで、一番ベストな状況(年齢が若い)での転職市場での自分の価値や選択肢が分かります。

そのタイミングを逃すと、さらに狭くなっていくという理解の上で、最善のタイミングや選択肢を知っておくことが、後々に後悔しないために非常に重要です。

 

今回は、MRを辞めたいと思った時に確認してほしいこと、そして、転職活動を始めることについて、後悔のないようにお伝えしたいと思います。

早く動く

MRを辞めたいと感じた時に確認すること

チェックリスト

 

まず、MRを辞めたいと感じる理由としては、どういったものが挙げられますか?

「全国転勤がある」「詰めがつらい」「上司がプレッシャーが強い」「飲み会が多い」「講演会で遅くまで拘束される」「担当エリアの引きが悪すぎた」「コミュニケーションがしんどい」等、人によっていろいろあるかなと思います。

ここで、考えてもらいたいのが、それはMRを辞めることで解決される問題なのかという点です。

「全国転勤がある」からMRを辞めたとして、転職した先が全国転勤のある会社であれば、転職した意味がないですし、もしくは転職した先が「パワハラ上司」がいて、飲み会がすごい多い会社かもしれません。

逆に、現営業所から転勤となれば、解決できるものかもしれません。

 

辞めたいと感じる要素が、何から来ているのか、それを解決するために「MRを辞める」という選択が最善の解決策なのかを確認してみてください。

 

あとは、現在は問題になっていないことでも、追々に問題になってくることもあるため、そこまで見通して辞めたいかどうか考えるのも非常に重要です

以下のようにいろいろなパターンを想定して考えてみてください。

 

例)独身の時の全国転勤は良いけど、結婚して子供が生まれたら?

例)初任地は都会だったけど、次の転勤先が地方だったら?

例)今は講演会担当が少ないけど、担当が変わったら?

例)今MRが楽しいけど、10年後も同じ仕事だったら?

 

転職したほうが良いなと感じたのであれば、動き出しは早いほうが選択肢が多いです。

 

MRからの転職は、年齢が最重要

年齢

MRから転職するにおいては、最重要と言えるのが年齢です。

これは、そもそもMRに限った話ではなく、未経験の職種への転職においては、これまでのキャリアの延長ではないことが多いため、なるべく年齢の浅い20代の方を採用する傾向が強いです。

MRを辞めたいと考えるということは、他社MRになりたいということではないということであれば、大半が未経験の職種への転職になりますので、年齢が重要ということになります。

年齢が若いということは、逆に現キャリアも短いということですので、他のキャリアも踏みやすい状態にあるということです。

特に、採用側としては、育成を考えた場合に採用しやすいため、なるべく若い人を取りたいと考えるのは当然です

第2新卒レベルであれば、新卒とそう変わらない育成に当てられる時間もあるため、選択肢も非常に広いです。

 

私の場合はどうだったかというと、27歳で転職をしました。

MRとして6年が経ち、選択肢が狭くなってきていたタイミングでしたが、業界を変えないということにより、転職を成功させました。

 

業界を変えない転職とは?

 

ヘルスケア関連なら30歳まで、それ以外なら25歳までが適切

MRから転職先は、年齢によって選択できる幅が異なります。さらに、年齢が上がってくることでMRの場合は、年収がぐっと上がってきていることがあるため、年収が下がらない選択をする必要があります。

そこで選択すべきなのが、業界を変えない転職です

 

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25歳まで

転職先を比較的幅広く見ることができます。年収も他業種と比較しても大きく差がないかと思いますし、今後への育成期間等を考えても、いろいろな他業種へに転職が可能な年齢です。

逆に選択肢が多い分、自分が何がしたいのかを見極め、判断する必要があります。

 

30歳まで

26歳ぐらいから、年収の兼ね合いやこれまでのMRのキャリアを考えると、選択できる転職先が減ってくるラインとなります。

そこで、選択肢として多く挙げられるのが「業界を変えない転職」です。

業界を変えない転職とは、MRの製薬業界や医療業界といったヘルスケア関連の業種への転職を考えるということです。

これは、未経験への転職となると、これまでのキャリアが活かせず年収が下がってしまうということに対して、医療に関わる知識や経験の部分を活かすことで、未経験という部分をフォローし、年収を下がらないようにするという選択です。

 

例えばどういう職種になるかというと、以下のような職種・会社が挙げられます。

  • 医療系広告代理店
  • 医師向け情報サイト(エムスリー、ケアネット等)
  • 医療コンサル
  • など

こいった医療に関連した業種を選択することで、選択肢は狭くなりますが、これまでのキャリアを活かしながら、新たなキャリアを広げることができます。

 

 

MRから転職してやりたいことは

やりたいこと

では、具体的にやりたいことは、何なんでしょうか?

「それがわかれば苦労しないよ」と言われそうですが、多くの方が何がしたいのかわからないと感じていると思います。

正直、こればっかりは、人に聞いて分かることではないです。こんな仕事があって、年収が高くて、どうですか?と言われても、やりたいことではないけど稼げるから選択するだけであって、根本のやりたいことからはずれてしまうかなと思います。

せっかく転職したいというきっかけを得たのであれば、何がやりたいのかをしっかり分析してみるのが良いと思います。

その方法については、主に2つです。

「自分でやる」か「人に手伝ってもらう」かです。

 

自分でやる

自分でやるという強い意気込みのある方は、以下の書籍がオススメです。

自分自身を客観的に見ることは難しいですが、それを自分自身で実施できる方法として、Webテストで判別するというものです。

簡単な心理テストみたいなのではなく、30〜40分かけて回答し、より細かく自身の強みを分析されます。

分析して終わりではなく、その強みの活かし方まで教えてくれるため、自分自身でやるという方には最適な書籍です

Amazonのビジネス実用本ランキングの6位に入っていました。

 

人に手伝ってもらう 

人に手伝ってもらうという人は、キャリアコンサルタントに相談することです。

転職エージェントではなく、キャリアコンサルタントです。転職エージェントに相談するのもありだとは思いますが、求人あり気になってしまう部分もありますし、自己分析に時間をかけてくれるところも多くはないでの、キャリアコンサルタントに相談するのがオススメです。

キャリアコンサルタントについては、キャリアのライザップと呼ばれている「ポジウィルキャリア」がおすすめで、ここは求人を紹介しないことが特徴で、求人ありきの話にならないため、しいかりと自己キャリアを考えることができます

ただ、本来は、ライザップと同様に成果にお金はいとわないといように費用がかかりますが、今45分間の無料相談を受け付けています。

45分の無料相談を使って自分の棚卸しをして、書籍を利用するとか転職エージェントに相談するという活用法が良いと思います。

 

求人は流動的

ここまで話ししてきて、転職活動をしようかなと思ったかたいらっしゃるかもしれないですが、今転職しなくても良いです。

という気持ちで始めてもらいたいなと思っています。絶対転職しないといけないというスタンスではなく、良い求人があれば受けてみるというスタンスで、しっかり吟味し、失敗のない選択をしてほしいです

そのためにも、やりたいことを明確にしておいてください。

 

あと、転職活動をするとまでは行かない方も、やっておいて欲しいことがあります。

それは、求人の紹介を受けられるまたは求人を見れる状態にしておくということです。

企業からの求人は、流動的に動いています。魅力的な求人もぽっと出てすぐに埋まってしまうこともあるため、今から情報を収集しておけば、取り逃しにくいですので、情報を取れる環境は整えていて欲しいと考えています。

 

まとめ

MRを辞めたいと思った時に、考えるべきことを紹介しました。

以下簡単にまとめです。

 

■MR辞めたい

■辞めたい理由の精査

(長期的な目線でも考える)

↓ 

■MRから転職するなら、年齢が若いうちに

■26歳超えていたら、業界を変えない

■やりたいことを明確にする

・自分で見つける

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレング

・人に手伝ってもらう

キャリアの無料相談はこちら

■いつでも情報を取れるように、転職サイト等に登録する

 

以上、今悩んでいることに少しでも力になれた記事となりましたら嬉しいです。

 

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