元MRの転職考察

MRから他業種(マーケティング関連)に転職を成功させた経験から、転職活動に役立つ情報を中心に発信しています。

転職の不安を仕事面と家庭面から振り返る

 今、転職に悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。でも、今の環境にも良し悪しがあって、転職することで環境が悪くなってしまうことや、慣れ親しんだ場所から変化することに、不安を持っているのではないかと考えました。

 

私も、転職をするまではそう思っていました。その時に感じたことなどをまとめましたので、少しでもその不安が、転職する/しないに限らず解消できたら嬉しいです。

この記事を通して、同じ不安やその時の環境などを共有することで、より良い決断の一助となれば幸いです。

 

 

転職する前の環境・不安

不安

まずは事前情報として、私の前職はMRで、医薬品メーカーの営業担当をしていました。

(仕事についてご存じない方は、以下をどうぞ。) 

 

pikopikopun.hatenablog.com

 

MRとして6年ぐらい働いており、営業所においても、比較的長い方になっていました。

家庭としては、結婚して2年目であり、結婚生活も安定してきたタイミングでした。

 

転職の不安①:仕事環境が変化すること

MRの仕事内容については、面白い部分もありますが、自分にとってはストレスを感じる部分が多かったです。

例えば、得意先に行くのが憂鬱、特約店との絡みがめんどくさい、予算達成しない時の上司のつめがつらい、転勤したくないなど、営業職として避けられない部分が、自分にとってはストレスでした。

このまま10年後、自分が楽しんで仕事をしていることが想像できず、具体的なキャリアが全く描けませんでした。

ただ、営業所にいる同僚や上司には恵まれており、その点においては全くネガティブに感じなかったため、環境を変えることに不安がありました。

 

→仕事内容・環境においては、転職に対して気持ち半々というところ。

 

転職時の不安②:給与や報酬

年収については、700〜800万と年齢からすると十分にもらっていたと思います。

他業種の同年代の中でも給与も高く、かつ住宅手当等があったため、額面以上にお金は自由に使えました。

今後の給与の上がりという部分においても、年功序列の要素も大きく、ある程度までは上がることが期待できていたため、金銭的な不安はほとんどありませんでした。

 

→給与や報酬では、不満は少なく転職に対してはむしろ給与が下がる不安が大きかった。

 

転職の不安③:家庭環境

家庭環境においては、結婚して2年目で、生活としては安定している状態でしたが、

ここでこどもを授かるというイベントがありました。

そこで考えたのが、このまま転勤のある職種でいいのかということでした。

一方で、転職することで、仕事・収入が不安定になるリスクもあったため、家庭的には悩ましいポイントでした。

 

→家庭においては、こどもが生まれるというタイミングで、安定が崩れることに不安を抱いていた状況でした。

 

 

こういった環境の中、私は転職することを決めました。

決め手については、こちらの記事でランキング形式で紹介しています。 

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では、転職後の環境について、、、

 

面白い、仕事って生活の質にこんなに影響ある

楽しい

仕事が面白いと思えるとは

仕事内容については、まるっきり変わりました。

営業職ではなく、マーケティングをしています。もちろん転勤もないです。

マーケティングについては、MRの時にも、エリアのシェアや訪問回数の管理など、エリアーマケティングもどきに携わっていたため(かなりもどき)、好きな部分だったようです(本社の方針に反発したりも、たまにしてました)。

MR時代には、スキルとして身についたものは何もなかったですが、転職後にはExcel、PowerPoint、分析ツール、企画書作成、報告書作成など、かなり成長できました。

特に変わった部分は、仕事が面白いと思えるようになったことです。

前職では、稼ぐために仕事は必要で、嫌でもやらないとと思って仕事をしていました。

でも、人生の7割近い時間を占めている仕事が、そうあるべきではないと転職して初めて気づきました。

毎日、仕事にストレスを感じている方は、仕事を見直すべきだと強く言いたいです。

 

→仕事は自分の生活に直結している

 

年収は、150万ぐらい減った

正直、年収はガクッと下がりました

未経験職種であったため、そこは仕方ない部分でしたが、かなり厳しいですね。

入社後、自分にあっていたということもあり、1、2年で100万程度年収が上がりましたが、実質MRの頃よりも年収は下がっています。

ただ、MRでは経験のできないことばかりで、転職市場の価値としては上がっていると思います。

 

未経験職種に転職を検討されているのであれば、30歳までに転職をオススメします。

さらに、現職としての転職市場における価値も確認することで、現実的な部分を知っておくべきです。

私の場合は、MR以外で考えると「医療業界」の経験という価値しか得られない状況でした。

 

→未経験職種へのチャレンジなら早く、そして市場価値を上げよう。

 

転職を進めようと考えている方は、転職サイトと転職エージェントの違いを理解しておくと進めやすいので、この記事が参考になるかと思います。

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転職の不安はあるが、将来的な安心感は全然違う

転職をしたことで、転勤に振り回されないという人生の安定を手に入れました。

どのタイミングに家を買うやこどもの将来を考えるなど、具体的に人生設計をすることができるようになりました。

転職後に育休を取得できるなど、環境は非常によくなりました。

 

あとは、安心感とは全く逆にはなりますが、チャレンジに対してのハードルが低くなりました。

元々は、この会社に骨を埋めるという精神で会社に入りましたが、転職を通して、自分で自分の可能性に枠を作ってしまっているということに気づきました。

経験してみないとできる/できないは判断できないので、転職は本当に良いきっかけでした。

 

転職の不安は、一人で悩まず相談すると意外と解決することも

スタート

 

本当に悩まれているのなら、転職エージェントと話をしてみるといいと思います。

無料ですし、何より自分だけでは気づけない提案などしてもらえますよ。

でも、「転職させたいだけ」のエージェントもいるため、そこの選別は重要です。

 

ポイントとしては、たくさんのエージェントと話して、その中からしっかり選ぶということです。

転職リクルートの会社は数多くあるため、いろいろ登録して、その中で絞っていき、自分にあったエージェントを見つけられれば良いと思います。

転職について、ネットサーフィンで情報を探すよりも、自分で経験することを上回る情報は絶対ありません

ぜひ、自分だけで転職する/しないを決めずに、相談してみてください。

 

最後に、注意です。

転職で悩んでいる方がやりがちなことですが、「転職経験のない人に転職の相談をすることです」

これ、ほんとやりがちです。

料理をしたことがない人に、料理の仕方を教えてもらうことが難しいように、転職の経験がない人に転職の仕方や良し悪しを判断することはできません

転職の経験のある友人やエージェントの方に相談することが絶対に近道です。

 

これから転職活動を進めようと思ったのであれば、下記の記事が参考になりますので、読んでみてください。

 

エージェント選びで悩んでいたら、こちらの記事が参考になります。とりあえず転職がゴールのエージェントがいるので、注意が必要ですね。

転職活動前に、必須スキルと考えているロジカルシンキングについて紹介もしています。ロジカルシンキングに自身がないなという方は、これも確認してみてください。

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